光ファイバ推進団体のFTTH Council Europeは、欧州における光ファイバ網(FTTH/B)の整備状況をまとめた最新レポート「欧州FTTH/B市場パノラマ2026」を公表した
[1]。同調査は市場調査会社であるIDATE社が作成し、2025年9月時点のデータを基にしている。
欧州39か国における光ファイバ利用可能世帯数は前年比2,300万増の約2億9,500万世帯、世帯カバー率は約79%に達した。また、実際の利用契約数も前年比13%増の約1億6,000万件に達し、平均普及率は約54%へと上昇した。EU及び英国におけるルーラル地域のカバー率も約65%に拡大し、同レポートでは未整備地域を対象とした公的資金による支援策や的を絞った整備施策の成果が表れていると分析した。
今後の予測では、欧州39か国において、2031年までに利用可能世帯数が3億5,300万世帯、利用契約数が2億5,100万件に達する見込み。一方で、インフラ整備の規模と実際のサービス普及との間に生じているギャップの解消が、通信事業者にとっての主要な課題であると指摘している。