2026.03
2025年、経済成長に占める工業・情報化分野の寄与度が4割超に

工業・情報化部(MIIT)はこのほど、2025年における工業・情報化および電気通信分野の発展状況を公表した。要点は以下のとおりである。
速報値によれば、2025年の中国デジタル産業の売上高は38兆3,000億元(約854兆円)、利益は3兆1,000億元に達し、2020年末比でそれぞれ39.5%増、48.4%増となった。工業・情報化分野の経済成長に対する寄与度は4割を超えた。
分野別では、集積回路および電子専用材料の付加価値額が前年比でそれぞれ26.7%増、23.9%増となったほか、工業用ロボットの生産量は28%増、新エネルギー自動車の新車販売台数は28.2%増の1,649万台に達した。
垂直産業分野では、「5G+工業インターネット」プロジェクトが2万3,000件を超え、無人化工場、無人鉱山、スマート港湾などの導入が進展した。工業インターネットの利用はすべての業種に普及し、主要プラットフォームに接続された工業設備は1億台を超えた。また、5G技術の活用が世界先端水準に達した工場は約100社に上り、平均で生産能力25%向上、製品品質21%向上、運営コスト19%削減を実現した。MIITは財政部と連携し、101の中小企業DX試点都市において4万5,000の中小企業のDXを支援している。
一方、2025年の中国における年間通信事業収入は前年比0.7%増の1兆7,500億元となった。クラウドコンピューティング、ビッグデータ、IoT、データセンターなどを中心とする新興事業の収入比率は25.7%で、前年比4.7ポイント上昇した。
2025年末時点で、5G基地局数は483万8,000に達し、基地局全体の37.6%を占めた。人口1万人当たりの5G基地局数は34.4となっている。5G RedCap基地局数は206万4,000、5G-Aのカバレッジは330都市を超えた。光ファイバ総延長は7,499万kmに達した。
また、主要通信事業者3社(中国電信、中国移動、中国聯通)が外部に提供するデータセンターのラック数は93万8,000台で、調整可能なインテリジェント計算力は前年比87.6%増の94.4 EFlops(FP16)を超えた。携帯電話ユーザ数は18億2,700万、うち5G携帯電話ユーザ数は12億400万、固定ブロードバンド接続ユーザ数は6億9,100万となった。IoT端末ユーザ数は前年比8.7%増の28億8,800万に達した。