2026.02
Grokが接続遮断され、緊急の技術的改善を実施

2026年1月11日、通信マルチメディア委員会(MCMC)は、度重なる警告への対応が不備だとして、X社が提供しているGrokへの接続を遮断させた。アクセス禁止の理由は、卑猥、過度に攻撃的、あるいは社会的に許容されない画像の生成と拡散を続けているためである。
MCMCは、1月3日と8日にX社とxAI社に対し、AIが生成したマレーシア法に違反するコンテンツ(1)の拡散を防ぐための、技術的かつ管理面での効果的な安全対策の導入を要請したが、X社からの回答は主にユーザー主導の通報メカニズムを説明するもので、技術的な対応がなされていないため今回の措置が行われた。マレーシア政府が特に問題としているのは、女性や年少者に関するディープフェイク画像である。1月13日にMCMCは、X社とxAI社を法的な措置を行うことを公表した。
こうした対応を受けて、1月21日にMCMC とX社とが会議を行った結果、X社が技術的な改善を約束し、MCMCによる継続的な監視を前提として、Grokに課していたアクセス制限を解除した。
(1)通信マルチメディア法 第233条。