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2025.05

  • インド
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政府、「バーラト6Gビジョン」に向けた取組みを推進
政府は、2023年3月に発表した「バーラト6Gビジョン」に基づき、6Gネットワーク技術の設計、開発、展開を進めている。2030年までにインドが6G技術のグローバルリーダーとなることを目指している。
 
インドはこれまでに、国際電気通信連合(ITU)のIMT-2030の枠組に、6Gの六つの利用シナリオの一つとして「ユビキタス・コネクティビティ」を、6G技術の能力としてカバレッジ、相互運用性、持続可能性を盛り込むことに貢献した。
 
現在の政府の取組み状況は以下のとおりである。
 
*6G THzテストベッドとアドバンスト・オプティカル・コミュニケーション・テストベッドの二つのテストベッドに資金を提供し、国内の研究開発とイノベーションを促進。
 
*2024年度に、国内の学術機関に100の5Gラボを設置し、能力向上と6G対応の学術・スタートアップエコシステムの構築を支援。
 
*6Gネットワークエコシステムに関する111件の研究提案を承認し、グローバルな6G技術ロードマップに沿った研究とイノベーションを促進。
 
*国内産業、学術機関、国立研究機関、標準化機関から構成される「バーラト6Gアライアンス」の設立を支援し、「バーラト6Gビジョン」に沿った行動計画の策定を進めている。
 
*6G無線技術の開発に向けたグローバルな協力を強化するため、主要なグローバル6G同盟と覚書(MoU)を締結。
 
*ITUのWTSA-24(世界電気通信標準化総会)とインドモバイルコングレス2024と同時開催で、初の国際的な6Gシンポジウムを主催。同シンポジウムでは、業界リーダー、学術関係者、政府関係者が参加し、6G技術における地域的・グローバルな進展を探求。