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2025.02

  • フランス
  • クラウド、ビッグデータ、電子政府
パリAIアクションサミットでは公益と持続可能性が焦点
2025年2月10~11日にパリで開かれた「AIアクションサミット」には、100以上の国が参加、11日には共同声明が発表された。この声明では、「人類と地球のためのインクルーシブかつ持続可能なAI」が世界レベルの共通目的とされ、参加国は「公益のための大規模プラットフォームの構築」、「エネルギー消費の少ないAIツールの開発」「雇用環境にAIが与える影響についての議論の深化」で協力することとされている。この声明には、日本を含み欧州、アジア、アフリカを中心に61か国が署名したが、米国は自由市場の維持、英国は安全保障上の懸念から署名を見送った。

今回のサミットの主旨に最も大きな賛同の意を表明したのはインドであり、2月12日にインドとフランスは、オープン・イノベーションに基づくAI開発・利用の促進、バイアスのない視点でのAIへの情報提供等を課題とする2国間声明を発表した。