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2024.12

  • インドネシア
  • モバイル
XLアシアタとSmartfrenが合併に合意
2024年12月11日、移動体通信事業加入数3位のXLアシアタと4位のSmartfrenが合併に合意した。新社名はXL Smartテレコムとし、株主と規制機関の同意を得て、2025年上半期には合併を完了させる計画である。XLアシアタはマレーシアのアシアタ・グループの傘下にあり、Smartfrenの大株主はインドネシアのシナール・マス財閥で、合併後の株式は双方が34.8%ずつを保有する。

合併によってXL Smartは周波数帯域保有幅が第二位となり、それを背景とした事業展開が予想されている。

2022年1月、には当時加入数2位のIndosat Ooredooと4位のHutchison3が合併し、Indosat Ooredoo Hutchison(IOH)となっている。5G網の展開にあたり、国土が広く、さらに各島に分かれたインドネシアでは事業体の資金力が重要になることが合併の大きな要因と見られ、この合併については2022年時点から取りざたされていた。所管省も、移動体通信事業の収益のための余地が少なくなっている中では、比較的な小規模な事業者の生き残りの方策が展開されるとみていた。