2024.11
10月7日より地方での小包配達を隔日で実施
2024年5月6日以降、スウェーデン全土で書状用の黄色い郵便ポストは平日隔日で空にされている。そして、10月7日からは、スウェーデンの一部地域で小包サービスの集荷・配達頻度も隔日となる。この変更の目的は、郵便配達員があまり使われない郵便ポストを無駄に空にすることや、個々の小包を配達するために毎日移動する距離を減らすことで、ユニバーサル郵便サービスを提供するコストを削減し、環境への影響を軽減することである。
2010年以降、ポストノルド・スウェーデンの書状取扱量は約65%減少している。ポストノルドは、経済的かつ環境的に持続可能な郵便サービスを提供するため、業務の合理化を進めており、5月6日から書状の隔日配達を導入した。
10月7日以降は、小包の取扱量が少なく、地理的に遠い一部の地域でも小包サービスの隔日配達が導入される。この変更は、スウェーデンの郵便番号の約9%に該当し、具体的にはスヴェアランド、ノルランド、ヘッスルホルムの地方およびその周辺地域に適用される。
これらの地域では、小包の配達と集荷は通常の郵便配達に併せて隔日で行われる。ただし、代理店(委託郵便局)や宅配ロッカーへの小包配達は引き続き平日に行われる。