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2024.10

  • 国際
  • 事業者のM&A・国際展開
エリクソンが各国通信事業者とネットワークAPIで連携へ向けたジョイントベンチャーを立上げ
エリクソンは9月12日、各国大手通信事業者であるEUのドイツテレコム、オレンジ、テレフォニカ及びボーダフォン、米国のAT&T、T-Mobile及びVerizon Wireless、メキシコのAmérica Móvil、インドのBharti Airtel及びReliance Jio、オーストラリアのTelstra並びにシンガポールのシングテルらと共に新たなジョイントベンチャーを立上げ、ネットワークAPIで連携することを公表した。

ネットワークAPIは、先進的な5Gネットワーク性能を利用しやすくするためのオープンインターフェースとなっており、ジョイントベンチャーは、デジタルサービスにおけるイノベーションを促進するために、ネットワークAPIを世界規模で統合し販売する。簡単にアクセス可能かつ高度なネットワーク性能により、アプリ開発の新たなフロンティアを開拓し、様々なセクターで新たなユースケース創造に繋がることが期待される。

ジョイントベンチャーは、GSMAとLinuxが主導する既存のオープンAPIプロジェクト「CAMARA API」に基づき、ネットワークAPIをハイパースケーラー、CPaaSプロバイダー、システムインテグレーター、独立系ソフトウェアベンダー等開発者プラットフォームの広範なエコシステムに提供する予定。エリクソン子会社のVonageとグーグルクラウドはジョイントベンチャーと提携し、自社やそのパートナーが有する巨大な開発者エコシステムにネットワークAPIへのアクセスを提供する。

ジョイントベンチャーは、他の通信事業者にも門戸が開かれており、設立は2025年初頭の見込み。ジョイントベンチャーの50%をエリクソンが、残りの50%を通信事業者が保有する。