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2024.03

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オンライン安全のための産業コードに「検索コード」が追加
ネット安全(eSafety)コミッショナーは、3月12日付けで検索エンジンを対象とした産業コードが発効したことを発表した。

この通称「検索コード(search code)」の発効により、グーグルやBingなどの検索エンジンには、児童性的虐待に関連するコンテンツが検索結果に表示されるリスクを排除し、また有害コンテンツのディープフェイク生成などにAIが悪用されないようにするための措置を取ることが義務付けられる。

検索コードは、オンライン業界における複数の分野をカバーする内容となっており、既に導入されているソーシャルメディア、アプリストア、ISP、ホスティングプロバイダ、端末製造者及び供給者の五つの分野の産業コードと共に運用されることとなる。

eSafetyは、同コードについて、策定期間中に検索エンジンへ生成AIが組み込まれるなど、急速な技術の進化に対応するため、業界団体や関連企業と緊密に協力した成果であることを強調、加えて、大手検索エンジンが同コードを遵守しない場合、重大な罰則を科すことも可能であるとした。