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2024.01

  • 中国
  • クラウド、ビッグデータ、電子政府
各地政府、公共データ資源の流通促進に向け制度整備
データは、社会のデジタル化、ネットワーク化、インテリジェント化を築き上げる新たな生産要素として重要視され、公共データ資源の流通促進に向けての制度整備が求められている。
 
貴州省の場合、2023年12月に「貴州省公共データ資源一体化システムの構築方案」を公表し、2024年末までに貴州省公共データ資源の一体化システムを完成させ、省内統一の公共データ・プラットフォームを構築し、公共データ「カタログ帳」の自動更新メカニズムを確立するとの目標を示した。
 
公共データを基本的に階層化・分類化した収集とガバナンスを実現し、公共データの認可と運用システムを構築する。現時点で、省全体の公共データ収集量は1,000億件に達し、2万件以上のデータが社会に開放されている。
 
2025年末までに、公共データ一体化管理メカニズム、標準規範、セキュリティ・システムはより健全になり、公共データ資源インフラはより完備され、公共データはより全面的に収集され、公共データの質をより大幅に向上させる。省全体の公共データ収集量は1,500億件に達し、2万5,000件以上のデータを社会に開放する。
 
また、四川省は2024年1月、データ要素市場化の包括的改革に関する実施方案を発表した。省内で一体化した多階層的なデータ要素市場システムの構築を加速させ、データ要素の秩序ある流通を促進する。公共データを開放し、質の高い経済社会発展の促進に強力な原動力を与える推進力を提供する。
 
2027年末までに、質の高い発展に適合したデータ要素の市場化配置を行い、制度的メカニズムを基本的に確立し、セキュリティ・ガバナンス能力を継続的に向上させる。データ資源システムを改善し、ビッグデータの収束、質の高いガバナンスを強化する。生産要素となるデータの役割をさらに強調し、データ要素の価値システムを形成し、データ要素の市場プレイヤーの規模と質を向上させる。