[HTML]
H1

詳細ページ

お知らせ表示

2023.12

  • アメリカ
  • 次世代ICT
IBMとメタ、オープンなAI開発目指す「AIアライアンス」結成

IT大手のIBMとメタ(旧フェイスブック)が発起人となり、世界の50以上の企業や研究機関等が参画する「AIアライアンス」が12月5日に発足した。生成AIで先行するマイクロソフトやグーグルに対抗する、新勢力の形成を目指す。

新団体は、オープンかつ責任あるAI開発環境の整備に取り組む。AIがオープンに開発されることで、多くの人が恩恵を受け、安全性が高まることが期待される。

IBMによれば、脚光を浴びていないAI関連企業や研究機関を集結させるため、今年8月からメタと協力してきたとのこと。設立メンバーには、インテル、オラクル、ソニーグループ、ソフトバンク(傘下のSBインテュイッションズ)等の大手企業のほか、スタビリティAIやsakana.ai等の新興企業、カリフォルニア大学、インド工科大学、東京大学、慶應義塾大学等の研究機関が名を連ねる。

ただし、今年7月にAI開発業界団体「フロンティア・モデル・フォーラム」を設立したマイクロソフト、オープンAI、グーグル、アンソロピックの4社は新団体に参加していない。また、アマゾンはいずれの団体にも参加していない。