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2023.12

  • イギリス
  • 事業者のM&A・国際展開
ボーダフォン財団による難民向けコネクティッド教育プログラム
ボーダフォン財団は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と連携し、難民向けのコネクティッド教育プログラム「インスタント・ネットワーク・スクール(INS)」を提供している。

INSは、コネクティビティとデジタル教育リソースを提供し、難民とホスト・コミュニティの学生が公平で質の高い教育を受けられるようにする取組みである。

2013年の開始以来、アフリカの6か国(コンゴ民主共和国、エジプト、ケニア、モザンビーク、南スーダン、タンザニア)で118校のINSが設立された。現在までに、27万1,000人以上の難民とホスト・コミュニティの子どもたち、4,500人の教師が恩恵を受けている。

2019年のグローバル難民フォーラム(GRF)において、2026年3月までに50万人以上の学習者と1万人以上の教師を支援する公約が発表され、2023年12月に開催されたGRFでは、2024年にさらに26校を開校することが確認された。

エジプトでは現在48のINSが運営されているが、2024年10月までに新たに22校を新設する。ボーダフォン、ボーダコム、サファリコム、住友商事、BII(British International Investment)、国際金融公社(IFC)が参加するコンソーシアム「Global Partnership for Ethiopia」が協力する。また、モザンビークでは現在15のINSが運営されているが、2024年に新たに四つのINSを新設する。

ボーダフォンは「世界では、かつてないほど多くの1億1,000万人以上の人々が故郷を追われており、難民の40%は18歳未満である。難民教育への支援はこれまで以上に必要である」としている。