FCCは、11月17日、ブロードバンドマップ第3版を公開した
1。今回は、6月30日現在のブロードバンド提供状況を反映したプロバイダからのデータに基づいて作成された。
ローゼンウォーセルFCC委員長によると、第3版では高速ブロードバンドが提供されていない場所は2022年12月31日現在のデータに基づく第2版の830万か所から720万か所に減少しており、6か月間で13%以上減ったことになる。
同委員長は、プロバイダがFCCの「Rural Digital Opportunity Fund」や「Connect America Fund」をはじめとする連邦・州・民間の資金提供プログラムやプロジェクトのおかげで、より多くの場所でブロードバンドサービスの提供が広がっていると述べている。
また、今回のバージョンは、プロバイダが提出したデータに「Connect America Fund」をはじめとする連邦・州・民間の対する480万件の異議申し立て、ブロードバンドが利用可能なロケーションに対する150万件の異議申し立ての結果も反映している。
次回の第4版では、2023年末時点のブロードバンド提供状況データとその数か月前のロケーションデータが使われる。
1https://www.fcc.gov/news-events/notes/2023/11/17/national-broadband-map-30-thankful-continued-improvements