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ノルウェーの郵便・物流事業体であるポステン・ブリングは、11月10日、公的機関とのメールのやり取りに利用されている安全なデジタル・メールボックス「デジポスト」の利用者が300万人を突破したことを発表した。これは15歳以上の国民の約3人に2人がデジタル・メールボックスを利用していることを意味する。

ノルウェーでは、2014年2月7日に「電子政府規則」が施行されて以降、公的機関と市民のコミュニケーションはデジタル・コミュニケーションを主要な手段と位置付けている。安全なデジタル・コミュニケーションを可能にするソリューションとして、デジタル・メールボックスがあり、そのプロバイダーとしてデジポストとe-Boksが政府によって承認されている。

デジタル・メールボックスを設定するには、市民は電子IDを持ち、デジタル化局（Digdir）が管理する「連絡先登録簿」に登録する必要がある。