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2023.07
スペイン
ブロードバンド・ICT基盤整備
スペイン政府、ルーラル地域の5G普及へ向けた二つの支援策を実施
経済デジタルトランスフォーメーション省(MINECO)は、ルーラル地域における5G普及へ向けた支援プログラムとして、6月26日に「UNICO 5Gアクティブネットワーク」
1
を、また7月17日に「UNICO 5Gネットワーク-バックホール」
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を実施することを発表した。MINECOが2023年3月に公表した「ブロードバンド・カバレッジ・レポート2022」によれば
3
、2022年6月現在の5G人口カバレッジは全国レベルで82.36%だが、ルーラル地域では50.42%にとどまっている。今後、商用サービスの収益性の低い条件不利地域におけるデジタルデバイドが懸念されており、MINECOはこれら地域における5Gインフラ構築コストを助成するため、二つの5G支援プログラムを実施するとしている。主な内容は以下の通り。
1 UNICO 5Gアクティブネットワーク
人口1万人以下のルーラル地域におけるデジタルデバイド解消を目的に、通信事業者によるアクティブ/パッシブインフラへの設備投資を助成する。支援総額は5億ユーロ。5G SAに必要とされるバックホール、マスト、電源設備などの追加インフラ構築費用も助成される。
支援を受ける通信事業者は、5G用周波数の割当て事業者から選定される。各事業者から提出されるインフラ敷設計画をMINECOが審査する。審査基準は、人口カバレッジ、道路カバー距離、新規基地局の敷設計画など。選定されたプロジェクトは2025年6月30日までに完了することが義務付けられる。
2 UNICO 5Gネットワーク-バックホール
国内50県(provincias)においてサービス提供が見込まれない人口5,000人以下の条件不利地域で5Gネットワークを拡張することを目的に、5G基地局間の光ファイバーバックホールの敷設費用を助成する。2022年11月に支援対象事業者を募集し、通信事業者や通信インフラ事業者など11事業者から255件の建設計画が提出されていたが、2023年7月に、1)Lyntia Networks、2)Avatel、3)Adamo、4)テレフォニカ、5)Totem Towerco、6)オレンジ・スペイン、7)Gurbtec Telecom、8)Tradia(Cellnex)の8社を選定した。総計8,162ポイントを光バックホールにより接続する予定。助成総額は4億4,880万ユーロ。
1
https://portal.mineco.gob.es/en-us/comunicacion/Pages/activas-5g-2023.aspx
2
https://portal.mineco.gob.es/es-es/comunicacion/Paginas/despliegue-5g-rural-backhaul.aspx
3
https://portal.mineco.gob.es/es-es/comunicacion/Paginas/informe-de-cobertura-2022-banda-ancha.aspx
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