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2023年7月17日、大統領は通信情報大臣にBudi Arie Setiadi氏を任命し、これまで任命していなかった副大臣をNezar Patria氏とした。

大臣は、逮捕された前大臣との交代となり、憲法上再立候補ができない来年までの任期を残す大統領にとって、大統領になった時点からの協力者を任命した形となった。この指名には、大統領選挙と総選挙を控えた時期の様々な思惑が絡んでいるとみられている。

大統領は汚職によって4G網の整備プロジェクトが妨げられることがあってはならないと繰り返し発言し、特に未整備・遠隔・国境地域を重視している。新大臣もその以降に沿う予定であり、前職では村落・不利地域開発・国内移民省の副大臣を務めていた。

新大臣は、蔓延しつつあるネット賭博の根絶に向けての取組を強化することを発言している。イスラム教の信者が多くを占めるインドネシアにおいては、賭博に対する取り締まりは非常に厳しく、国外の胴元が運営するサイトやアプリが利用されていることが確認されている。加えて、ソーシャルメディアを中心としたオンライン上の不適切なコンテントに対する対策チームを立ち上げることについても新大臣は言及している。