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2023年6月19日、米国ケープ・カナベラルより、インドネシアは、新規衛星のSATRIA-1の東経146度への打ち上げに成功した。打ち上げはSpace X社が実施した。

SATRIA-1衛星は、インドネシア政府初の多機能衛星で、現時点でアジア最大の能力を備えているとされる。中でも期待されているのは、3Tと呼ばれる、遠隔、国境、利用人口の薄い地域へのインターネット・アクセスの提供で、そうした地域で公共施設を利用して4Mbpsでの接続を実現し、教育、保健、公共サービス関連の情報の流通を促進し、デジタル化を促進しようとしている。多目的の中には、軍や警察による利用も含まれている。衛星の運用会社はSatelit Nusantara Tiga社で、衛星は国有、電気通信・情報アクセス向上機関（Badan Aksesibilitas Telekomunikasi dan Informasi：BAKTI）が中心となって3T地域へのサービス提供を統制する。

今後、アンテナや太陽光発電板の地上からの管制試験を経て、11 月に15年間を計画している運用を開始することになっている。