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2023.05

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オープンAI、「超知能」を規制・監督する国際機関設立を提唱
対話型AI「ChatGPT」を開発したオープンAIのサム・アルトマンCEOは5月15日、上院司法委員会が開催した生成AIのリスクや規制方法に焦点を当てた公聴会に出席し、初めて証言した。

議員らからは、雇用喪失、知的財産権侵害、偽情報拡散、データプライバシー等、広範に及ぶAIのリスクを懸念する声が上がったが、アルトマンCEOもAIが世界に深刻な危害を及ぼす可能性があると警告、政府と協力してそのような状況を回避することを約束した。また、一定の能力を超えるAIの開発・提供については、免許制を導入することや、そのための新たな規制機関を設立することを提案した。

更に、同22日には、オープンAI公式ブログにおいて「超知能(Super Intelligence)のガバナンス」というタイトルの記事を公開。アルトマンCEO、グレッグ・ブロックマン社長、チーフ・サイエンティストのイリヤ・スツキーバー氏の連名で、AI国際規制機関の創設を提案した。

アルトマンCEO等は、AIが10年以内に汎用AIを超える超知能へと進化すると予測しており、人類が過去に対処してきたどの技術よりも強力かつ潜在的なメリットとリスクをもたらす超知能の開発には、主要開発者間の調整や国際的な監視が必要であると主張している。開発企業が責任ある行動を取ることは当然だが、国際的な基準や合意を確立するためには、最終的に国際原子力機関(IAEA)のような国際組織を創設することが望ましいという。