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2023.03

  • オーストラリア
  • ブロードバンド
オーストラリアの世帯向け光ファイバ回線加入数、初の減少へ
オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)の調査によれば、国内の2022年10-12月期における世帯向け光ファイバ回線の加入数が前期比で約9,000件、0.1%減少し、約873万件となったという。世帯向け光ファイバ回線の加入数が減少したのは調査を開始して以来初のこととなる。
 
内訳をみると、通信事業上位3社であるテルストラ、TPGテレコム、オプタスの加入数が合計で約9万5,000件減少し、3社の市場シェアもそれぞれ42.4%、22.4%、13.1%とわずかに減少した。一方、残りの22.1%を占めるヴォ―カス及び小規模事業者の加入数は約8万6,000件増加している。、
 
2022年通年でも、テルストラ、TPGテレコム、オプタス、ヴォ―カスの大手事業者4社の加入者は合計22万7,000件以上減少したが、小規模事業者の加入数は約36万3,000件増加した。
 
また、通信速度50Mbps以上のサービスは世帯向けサービス加入数の約53%を占めたが、前期比で13万1,000件以上減少している。一方、通信速度100Mbps以上のサービスは、19万件弱増加し、全ての光ファイバサービスの13%以上を占めるに至っている。