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2023.01

  • 中国
  • ブロードバンド
ギガビット級都市、総数は110に
工業・情報化部は2021年3月以降、ダブル・ギガビット網の構築を推進するために、ギガビット級都市の評価基準を満たす市以上の行政区(以下、「都市部」)を対象に、下記の評価基準に基づき評価を進めてきた。ダブル・ギガビット網とは、光ファイバ網と5G網の二つを指す。ギガビット級の光ファイバによるインターネット接続環境を5G網と並行して整備し、固定網の構築にもてこ入れし、「ネット強国」の実現につなげようとしている。
 
1)「ダブル・ギガビット」ネットワークの構築状況。都市部の家庭におけるギガビット光ファイバーネットワークのカバー率、重点場所における5Gネットワークのアクセス率、人口1万人あたりの5G基地局数の四つの指標の達成状況を含む。
 
2)「ダブル・ギガビット」ユーザの発展状況。500Mbps、1,000Mbpsプラン及び5Gユーザ比率の三つの指標の達成状況を含む。
 
3)「ダブル・ギガビット」の応用革新状況。情報消費、垂直業界、社会生活、デジタル政府などの分野の「ダブル・ギガビット」の連携による応用の状況を含む。
 
4)支援政策の状況。「ダブル・ギガビット」の国土計画への組入れ、政府機関、企業・公的機関、公共機関などが所属する公共施設における「ダブル・ギガビット」設備構築の開放および便宜の供与、5G基地局などの通信設備の電力導入の難度と電気料金の低減、建築物の建築仕様への情報インフラの組入れなどの状況を含む。
 
工業・情報化部の発表では、2022年10月末現在、ギガビット級都市数は110に達し、内訳では、29の都市は2021年に完成、81都市は2022年に完成したものとなる。
 
2022年10月末現在、ギガビット級都市の光ファイバ網の世帯カバー率は100%に達し、1万人当たりの5G基地局保有数は全国平均の15.7を上回る22.2に達した。10G-PONポート数の平均保有率は同32.1%を上回る46.7%に達した。また同時点における500Mbps以上プランのユーザ割合は同24.8%より高い32.6%に達し、5Gユーザ割合は同31.1%を上回る38.9%に達した。