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2022.10

  • 中国
  • スマート社会
MIIT、南京、武漢、長沙で国家AI革新応用先導区の新設を許可
工業・情報化部(MIIT)はこのほど、南京、武漢及び長沙における国家AI革新応用先導区(以下、先導区)の新設を許可した。これによって、既存の八つの先導区(上海(浦東新区)、深セン、済南-青島、北京、天津(浜海新区)、杭州、広州、成都)を含め、全国には計11の先導区が設置された。 
 
南京、武漢、長沙の3か所は、すべてAI産業の基礎があり、科学教育資源が豊富かつ関連企業が多いなどの点で評価され、今回の選定結果につながった。MIITは今後、これら都市が所在する省・市と協力し、AI政策の制定、産業チェーンの協力、エネルギー供給、安全管理、国際連携などの支援を強化していくとしている。
 
南京先導区は主にAIチップ、知能ソフトウェア、オープンソースフレームワークなどの基礎コア技術を強化し、電力、鉄鋼、自動車など分野のスマート化のモデルチェンジとグレードアップの需要を掘り起こし、製造、エネルギー、観光、消費、教育など利用シーンの開拓に注力し、AIと実経済の融合を推進する。
 
武漢先導区はインテリジェント製造、スマート教育、スマート医療などの重点分野の応用をさらに推進する一方、長沙先導区はインテリジェントセンサー、インテリジェントチップ及び情報セキュリティなど分野の強化に重点を置き、スマート製造やスマートホーム、スマートセキュリティなどの優位性と特色あるスマート産業クラスターを構築し、AIによる実経済へのエンパワーメントを向上させる。