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2022.10

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世界のインターネット自由度、12年連続低下
国際人権団体フリーダム・ハウスは10月18日、「インターネットの自由度ランキング」の2022年版を発表した。ランキングは世界70か国・地域におけるインターネットの自由度を、アクセス障害、コンテンツ制限、ユーザの権利侵害の三つの側面から100点満点で評価するもの。今年は17か国・地域が「自由(70点以上)」、32か国・地域が「部分的に自由(40~69点)」、21か国・地域が「不自由(39点以下)」と評価された。
 
過去最多の26か国・地域でインターネットの自由度が向上したものの、世界全体の自由度は12年連続で低下した。その主な要因となったのは、ロシアによるウクライナ侵略。70か国・地域のうち最も急激な低下を見せたのはロシアで、過去12年間で最も低い23点を記録した。同国政府はフェイスブックやインスタグラム、ツイッターといった主要ソーシャルメディア・プラットフォームと5,000以上のウェブサイトへのアクセスを遮断している。このほか、ミャンマー、スーダン、リビアでも自由度は急落しており、中国は10点で8年連続最下位となった。
 
なお、ランキング首位はアイスランド(95点)で、エストニア(93点)、コスタリカ(88点)が後に続く。日本は77点でドイツと並んで9位。