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2022.08

  • 韓国
  • スマート社会
自動車運転免許スマホ搭載、7月末から全国本格サービス開始
行政サービスDXの一環として各種身分証のスマホ搭載を進めている韓国で、7月末から予定通りに自動車運転免許のスマホ搭載(通称モバイル運転免許)全国サービスが開始された。モバイル運転免許証はプラスチックカードと同一の効力を持ち、オンライン・オフラインを問わずカード免許が利用されるシーンのすべてで利用が可能となる。本格サービスに先駆け、今年1月からの6か月間、ソウル西部と大田市の運転免許試験場限定で先行的にモバイル運転免許を発行する試験サービス期間を設け、この間に8万7,000人にモバイル運転免許を発行した。本格サービス開始で全国の運転免許試験場(27か所)と警察署(258か所)でモバイル運転免許発行手続きができるようになった。
 
なお、セキュリティ確保のため、モバイル運転免許の発行は本人名義の端末一台に限定。モバイル運転免許の発行は免許試験場か警察を直接訪問して本人確認を経るプロセスが必要。来年にはモバイル運転免許は民間企業のアプリでも発行して利用できるようにする計画。
 
これまでは試験サービスとして通信キャリア共通の認証アプリで機能限定版のモバイル運転免許サービスが提供されていた。韓国ではあらゆる身分証が段階的にスマホ搭載される計画で、運転免許に先立ち2021年から第一弾として公務員証がスマホ搭載されている。行政安全部(部は省に相当)今後、国家有功者証に引き続き、全国民対象に住民登録証等もスマホ搭載していく計画も明らかにしている。