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ホワイトハウスは、7月15日、バイデン大統領が訪問中のサウジアラビアとの間で、5G ／6G、サイバーセキュリティ分野、それぞれにおける二国間協力に合意したことを発表した 。

5G ／6Gについては、米国国家電気通信情報庁（NTIA）とサウジアラビア通信情報技術省との間で、オープン化、仮想化、クラウドベースの無線アクセスネットワークによる5Gの開発及び展開と、同様の技術による6Gの開発に関する新たな覚書（MOU）を締結し、このMOUに基づき、2022年6月のG7サミットで発表されたグローバルインフラ投資パートナーシップ（PGII）を通じたサウジアラビア及び中所得国、発展途上国における5G展開を支援するとしており、サウジアラビアもこのプロジェクトに多額の投資を約束している。

また、下院は、7月14日、「Promoting U.S. International Leadership in 5G Act」を可決した 。同法案は、国際電気通信連合（ITU）のような、5Gおよび将来の移動通信技術の標準を策定する国際機関における米国のリーダーシップを強化するため、大統領に対し、そのための支援と技術的知見を提供する省庁間ワーキンググループを設立するよう指示するもの。

同グループの議長は国務長官が務め、米国のリーダーシップを強化するための標準化戦略、5Gに関連するセキュリティリスク情報を同盟国等に共有するための外交戦略、中国による5Gの標準化活動等について議会に報告する。また、大統領に対し、国際標準策定における同盟国、パートナー、民間企業の参加を促進することを求めている。

^１ https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2022/07/15/fact-sheet-results-of-bilateral-meeting-between-the-united-states-and-the-kingdom-of-saudi-arabia/
^２https://gop-foreignaffairs.house.gov/press-release/mccaul-praises-passage-of-promoting-u-s-international-leadership-in-5g-act/