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2022.06

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SpaceXはDishの5G計画がStarlinkサービスに有害な干渉を及ぼすと主張
SpaceXは2022年6月21日、米国の連邦通信委員会(FCC)に書簡を送り(注1)、Dish Networkが計画している12GHz帯を使用する地上系の5Gサービスが、現在提供されている衛星ブロードバンドインターネットサービスであるStarlink(固定衛星業務のダウンリンク運用)に有害な干渉を及ぼすとした技術検討結果を報告した(注2)。
 
Dish Networkは地上系5Gサービスで12GHz帯が使用できるようFCCに許可を求めていたことから、FCCは2021年1月に、既存の固定衛星業務を干渉から保護しながら、12.2-12.7GHz帯で移動業務を運用することの実現可能性に関して、意見募集を開始していた(注3)。
 
SpaceXによると、Dish Networkのロビー活動が成功すれば、Starlinkの顧客は77%以上の確率で有害な干渉を経験し、74%の確率でサービスが全面的に停止し、ほとんどのアメリカ人がStarlinkを使用できなくなると主張している。
 
(注1)
 https://api.starlink.com/public-files/12GHzStudyFCCLetter.pdf
(注2)
 https://api.starlink.com/public-files/12GHzInterferenceStudy_062022.pdf
(注3)
 https://www.fcc.gov/document/fcc-seeks-comment-maximizing-efficient-use-12-ghz-band