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ベルギー郵便電気通信庁（Belgian Institute for Postal services and Telecommunications：BIPT）は2022年6月22日、6月1日に開始された5G（700 MHz、3600 MHz）並びに既存の2G（900 MHz、1800 MHz）及び3G（2100 MHz）の周波数オークションの「主要フェーズ」が、同月21日に終了したと発表した（注１）。主要フェーズとは、周波数の割当て幅を決めるもの。

周波数オークションには、既存事業者３社（Orange Belgium、Proximus、Telenet Group）及び新規参入者２社（Citymesh Mobile、Network Research Belgium）の合計５社が参加し、いずれも免許期間が20年の周波数の獲得に成功した。

オークションは同時複数回競上げ（simultaneous multiple-round ascending: SMRA）方式が採用され、落札総額は、最低価格の総額を4億6,850万ユーロ上回る、12億219万2,400ユーロとなった。


出所：
https://bipt.be/file/cc73d96153bbd5448a56f19d925d05b1379c7f21/2ae80dc6a4795cc091ddc2c5cf23584c98a6d781/2022-06-21_PR_Spectrum-auction.pdf

なお、オークション収入は、周波数の割当て場所を決める「ポジショニングフェーズ」の実施によって、さらに増加する可能性がある。また、これに続いて、1400 MHz帯のオークションが行われる。

（注１）
https://bipt.be/consumers/publication/radio-spectrum-auction-brings-in-1.2-billion-euro