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2022.04

  • アメリカ
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
NSFが主導する官民連携の6G研究支援「RINGS」、37大学に4,350万ドルの補助金交付
2022年4月18日、全米科学財団(NSF)は、インテリジェントでレジリエント、信頼性の高い次世代「NextGネットワーク」の開発を目的として、新たに3,700万ドル、民間からの貢献やサポートを含めると総額4,350万ドル以上を投資することを発表した。

今回発表された研究テーマは37件で、例えば、ノースイースタン大学はIoTレジリエンス、UCLAはミリ波帯ネットワークの信頼性確保、フロリダ・アトランティック大学は大規模システム向けポスト量子暗号、プリンストン大学はオブジェクト指向ビデオ解析、イエール大学はM-MIMO物理層仮想化といった研究に取り組む。

これは、2021年4月に発表された、官民共同で研究プログラムをサポートする「Resilient and Intelligent Next-Generation Systems(RINGS)」プログラムに基づく投資で、NextGネットワーキング技術とコンピューティング技術における米国の競争力を高め、NextG技術とインフラのセキュリティとレジリエンスを確保する研究加速に焦点を当てる。

RINGSプログラムは、単体としてはNSF過去最大の官民連携の取組みとなり、独自の経験、洞察力、リソースを研究活動に提供し、基礎研究で得られた知見を、米国経済の電気通信及び情報技術分野を変革する新技術への転換を加速させる。

RINGSプログラムには、民間9社(Apple、Ericsson、Google、IBM、Intel、Microsoft、Nokia、Qualcomm、Vmware)のほか、政府からは、米国国防総省の研究・技術担当次官室(OUSD)と米国標準技術研究所(NIST)が参加している。

今回選定された機関と研究テーマは次のとおり。