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2022.04

  • 中国
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
国家発展改革委員会、北斗衛星産業発展に対する支援政策を整備
中国が独自開発した衛星測位システム「北斗3号」は2020年7月に本格的に稼働を開始し、現在軌道上でサービスを提供しているのは計45基、宇宙・地上インフラのサービス能力はいずれも比較的完備され、産業体系は概ね形成されている。全世界の測位精度は実測4.4メートルを上回り、全世界のユーザに高品質で信頼性の高い測位ナビゲーション・サービスを提供している。現在、北斗衛星製品は世界の半分以上の国と地域で応用され、交通運輸、公共安全、災害救援、減災、農林牧漁などの業界をカバーしている。今後、電力、金融、通信などのインフラへの統合を加速させ、各種サービスの品質向上とアップグレードを可能にする。

北斗衛星産業の更なる発展推進について、国家発展改革委員会は2022年4月、「第14次5か年北斗衛星産業発展計画」を公表し、「第14次5か年計画」期間(2021-2025年)中において、大規模な市場化・産業化・国際化の推進を目標に、関連産業・サプライチェーンの最新水準を高め、産業エコシステムの最適化と整備を図り、国民経済全体の発展と応用の高度な融合を推進する。

また、産業全体のエコシステムの整備に向け、市場化により北斗の全面的な応用を推進し、製品とサービスのコストを継続的に削減し、応用効果を高め、民間企業が応用技術・製品の研究開発、システム構築に参画することを奨励する。強いイノベーション能力を持つ複数の基幹企業を育成し、国際競争力のある産業クラスターの形成を促進する。