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2022.02

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ドイツ政府、仏政府と共同でプライベート5Gネットワークの革新ソリューション開発プロジェクトを助成
ドイツ連邦経済気候保護省は、1月21日、フランス経済財務復興省と共同で、5Gプライベート網プロジェクト4件に対し1,770万ユーロ規模の助成を行うことを発表した。5G分野における革新的ソリューションの開発とそのための欧州レベルのエコシステムの構築を推進する。

両国政府は、2020年に5Gへの共同支援で合意し、2021年5月に開発プロジェクトの募集を開始し、インダストリー4.0、ビジネスパーク、スマート手術室等に関する開発プロジェクトが選定された。各プロジェクトの概要は以下の通り。

* 5G-OPERA:プライベート5Gネットワーク上で、オープンアーキテクチャベースに仮想ハードウェア・ソフトウェアソリューションを実装し、インダストリー4.0のテストベッド及び他の3プロジェクトのトライアルをサポートする。(参加パートナー:フラウンホーファーIIS(独)、フラウンホーファーHHI(独)、 IABG、NXP(独)、スマートシステムハブ(独)、TUベルリン(独)、TUドレスデン(独)、Xelera(独)、Alsatis(仏)、AW2S(仏)、CEA-Leti(仏)、Ekinops(仏)、Eurecom(仏)、Kalray(仏)、IRT b-com(仏)、NXP(仏))
* 5G4BP:オープンアーキテクチャベースのプライベート5Gネットワークを有するビジネスパークを構築する。(参加パートナー:ハイストリート・テクノロジーズ(独)、Xeleraテクノロジーズ(独)、6Wind(仏)、Alsatis(仏)、AW2S(仏)、Spectronite(仏))
* 5G OR:ベルリン、マンハイム、ストラスブールにおける医療機関にプライベート5Gネットワークを構築し、個人の疾患状況に適した侵襲性が低くかつ安全な遠隔手術システムの相互運用のデモンストレーションを実施する。(参加パートナー:フラウンホーファーIPA(独)、ロイトリンゲン大学(独)、SectorCon Ingenieurgesellschaft für System- und Softwaretechnik(独)、カールストルツ(独)、Charité Berlin(独)、IHUストラスブール(仏)、IRT b-com(仏)、RDS(仏)
* 5G FORUM:ドイツのアーヘン工科大学(ノルトライン=ヴェストファーレン州)において医療機器の5Gネットワーク接続を図り、外科医の遠隔サポート及び患者ケアの向上のためのソリューションを産学共同で開発する。将来的にフランスのグルノーブル地域においても同様のプロジェクトを実施する。(参加パートナー:アーヘン工科大学(独)、Surgitaix(独)、アーヘン市大学病院(独)、 AMA(仏)、Haventure(仏))

予算は、フランス国家プロジェクト「5Gと未来ネットワーク」及びドイツ連邦経済・気候保護省プロジェクト「5Gキャンパスネットワーク」から拠出される