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連邦経済気候保護省は、12月27日、中小企業（SME）のデジタル化支援プロジェクトgo-digitalの新ガイドラインを公表し、同プロジェクトの実施期間を2024年まで延長する方針を明らかにした ¹。SMEのビジネスプロセスのデジタル化、デジタル市場の開発、ITセキュリティの強化を目的に、従業員100人以下、年間売上額2,000万ユーロ以下のドイツ企業が自社ビジネスのデジタル化を図るために、政府の助成によりITコンサルティング会社とのパートナーシップ契約を締結してビジネスサポートを受けることができるというもの。当初予定では2021年12月末までの実施期間とされていたが、ショルツ新政権の下、経済分野のDXへ向けて成長基盤となる中小企業のデジタル化を継続的に強化することとした。

ガイドラインでは、SMEのデジタル化戦略の開発を支援する「デジタル戦略」とデータ経済への参入障壁を取り除く「go-data」を柱に資金援助を実施するとしており、2022年から2024年の予算として7,200万ユーロを計上している。2022年1月から申請を受け付け、2022年度予算の承認後、資金援助が順次実施される。

¹ https://www.bmwi.de/Redaktion/DE/Pressemitteilungen/2021/12/20211228-wir-muessen-den-deutschen-mittelstand-besser-bei-der-digitalisierung-unterstuetzen-go-digital-wird-bis-2024-verlaengert.html