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2021.10

  • ルーマニア
  • 電波関連
ルーマニア初の5Gオークションが2021年11月に開始
ルーマニアの規制当局ANCOM(National Authority for Management and Regulation in Communications)は2021年10月11日、800 MHz帯、2600 MHz帯及び3400-3800 MHz帯から合計195 MHz幅をオークションで割り当てることを発表した(注1)。



800 MHz帯の落札者は、指定された56地域の人口の95%に対して、少なくとも2 Mbpsの下り回線速度のモバイルブロードバンドサービスを提供する義務を負う。また、3400-3600 MHz帯の落札者は、割当てから3年半後までに全国で100以上の基地局を運用する義務を負う。さらに、本オークションの落札者全てに対して、政府緊急政令第46/2019号(Government Emergency Ordinance no. 46/2019)が規定する「RO-ALERT(緊急警報システム)」に接続する義務が課せられる。

オークションへの参加希望者は、2021年11月15日までに申請書類(昨年度の売上高が最低1,000万以上であることの証明、購入を希望する帯域のブロック数等)を提出し、ANCOMは11月17日に入札資格を得た候補者を発表する。実際のオークションは11月25日までに開始される予定で、2021年12月にはオークションが終了し、年末までには免許が付与される見通しである。

(注1)
https://www.ancom.ro/ancom-lanseaza-licitatia-pentru-noi-licen539e-de-spectru-destinat-serviciilor-de-comunica539ii-mobile_6378