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2021.09

  • イギリス
  • 郵便・物流
郵便局会社のデジタルIDアプリ「Post Office EasyID」
英国の郵便局会社は、8月23日、パスポートや運転免許証に代わる、デジタルIDアプリ「Post Office EasyID」の提供を開始した。これにより、顧客は、パスポートや運転免許証などの書類を持参しなくても、携帯電話のアプリを使って身分証明書を提示し、郵便局で小包や手紙を受け取ることができるようになる。

Yoti社によって開発された同アプリは、パスポート、運転免許証、国民IDカードなどの書類と顔認識ソフトウェアを使って、本人確認を行う。これにより、携帯端末上に写真と生年月日を含む安全なデジタルIDが作成され、生体認証と暗証番号で保護され、郵便局や店舗で提示することができる。医薬品、宝くじ、コンピューターゲームなどの年齢制限のある商品を購入する際の身分証明書、オンラインでの取引の際に本人であることを証明する必要がある場合に使用することができる。

9月には、「EasyID」を利用して、暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を購入できるサービスも開始。DeFi(分散型金融)のプラットフォーム「Swarm Markets」で、ビットコインやイーサリアムと交換するための証票を購入可能とし、購入後に、証票をSwarm Marketsでビットコンやイーサリアムに替える仕組み。結果的にクレジットカードや現金で仮想通貨を購入できるという。