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電気通信近代化法（Telekommunikationsmodernisierungsgesetz：TKG 2020）は、5月7日、ドイツ連邦議会により採択され、6月23日、官報により公布された¹。

新法は、これまでの電気通信法（Telekommunikationsgesetz：TKG）を改正し、ドイツの電気通信市場と最終顧客向けにカスタマイズされた未来志向の法的枠組みを提供することとなる。

ペーターアルトマイヤー経済大臣は、「新法は、投資とイノベーションへのインセンティブを提供し、ギガビットネットワークの迅速かつ包括的な拡大を促進する。また、消費者の権利も強化している。」としている²。

投資においては、共同投資やオープンアクセスルール、消費者保護においては、予約関係の不備や契約帯域の不提供等についての補償等の権利が明確にされた。

なお、新法は2018年末に施行された欧州電子通信指令(EU) 2018/1972の内容を国内法化し、2021年12月1日に施行される³。


¹ https://www.bgbl.de/xaver/bgbl/start.xav#__bgbl__%2F%2F*%5B%40attr_id%3D%27bgbl121s1858.pdf%27%5D__1629956747945
² https://www.bmwi.de/Redaktion/DE/Pressemitteilungen/2021/05/20210507-tkg-novelle-verabschiedet.html
³ https://www.buzer.de/61_TKMoG.htm