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2021.08

  • インドネシア
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インドサットによる3Gから4Gへの切り替えと5Gに向けての戦略
2021年7月末、Indosat Ooredoo(インドサット)が加入者の需要に対応して、2021年上半期に3G移動体の基地局を22%削減したことと、併せて4Gの基地局を60,000基整備して30%増加させたことを発表した。

同社は、高速大容量のサービスに対する需要が旺盛であることは認めながらも、2020年第二四半期から3Gからの切り替えを開始したものの、ただちにサービスを停止することは考えていないとしている。

競争の激しいインドネシア市場で、顧客を確保するためには需要に対応することが重要である。しかし、広い国土に様々な地理的条件を持った国であるため、高速大容量のサービスに対する需要だけではなく、遠隔のルーラル地域ではリーズナブルなサービス提供についても需要がある。インドサットも2Gの基地局を2021年上半期に2,000基追加整備して、全部で約29,000基の運用を行っているとしている。

また、インドサットは6月に5G移動体通信の商用提供を開始したことを発表し、経済・社会的な課題を解決するような5G網整備資金とするため、4,200基の基地局を売却することも発表しており、バランスを取りながらの経営が続くようである。