2021.07
連邦ネットワーク庁、無線LANに6GHz帯を割り当て
連邦ネットワーク庁(BNetzA)は、2021年7月14日、無線LANに6GHz帯を割り当てることを発表した。割当帯域は、5.945GHz-6.425GHzの480MHz幅で、特に人口密度の高いエリアの一般消費者や企業を対象とした無線LANアプリケーションの容量を拡充するほか、6GHz帯に対応した革新的な「WiFi-6E」へより多くのチャネルを提供することが可能となる。
BNetzAは、無線LANで利用可能な周波数を倍増することによって、個人、企業、その他の機関に対してより高速なデータスループットを実現し、ビデオ会議、ゲーミング及びストリーミングなどの高容量アプリケーションへの安定した接続を可能にするとしている。また、他の欧州諸国との周波数調和を図り、欧州全体で利用することで、規模の経済性を生み出すことになると説明している。