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2021.06

  • イギリス
  • クラウド、ビッグデータ、電子政府
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)、IBMと共同で新AI及び量子コンピューティングセンターをリバプール市に設立
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)は、6月4日、IBMと共同で、新AI及び量子コンピューティングセンターとして、ハートリーデジタルイノベーション国立センター(Hartree National Centre for Digital Innovation:HNCDI)をリバプール市に設立したことを発表した。

英国のイノベーション推進機関のUKリサーチ&イノベーション(UKRI)の科学技術施設協議会(STFC)と、IBMの提携によって設立された同センターは、AIと量子コンピューティングの専門家を集めて、公共部門と産業におけるトラフィックルーティング、エネルギー分布、自動車部門全体の設計及び製造プロセスの改善といったアプリケーション開発に取り組む。

同センターは、リバプール市地域にあるSTFCのダーズベリー研究所に拠点を置き、政府はUKRIを通じて5年間で1億7,200万ポンド、IBMは3,800万ポンドの計2億1,000万ポンドを投資する。(政府は、初年度は2,800万ポンドを投資する。)

HNCDIの専門家チームは、機器やインフラへのアクセスを提供するなど、新しいテクノロジーの使用に対する実際的な障壁を打破するだけでなく、英国が次世代のコンピューティングの最前線にいることを確実にするためのトレーニングとサポートも提供する。また、60人の科学者の雇用と学生が経験を積む機会を創出する。