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2021.06

  • 韓国
  • 次世代ICT
バイオ・ヘルスケア事業を強化する通信キャリア
通信事業の飽和でいち早く通信連携異業種ビジネス分野を幅広く開拓中の韓国通信キャリア3社は、有望分野としてバイオ・ヘルスケア事業を最近軒並み強化している。3社の最近の動きを概観してみよう。

SKテレコムは2020年春に設立したヘルスケア専門企業Invites Healthcareを通じ、サブスク型遺伝子分析サービスを提供中。最近では系列のプラットフォーム会社SKプラネットが、AI活用乳がん初期診断技術企業BERTISへの持ち分投資を発表。SKテレコムは系列社のAI/ビッグデータ技術とグローバルネットワークを活用し、BERTISの米国・シンガポール現法及び研究所設立等を支援する。

KTは国内外でのバイオ・ヘルスケア事業展開で企業や自治体など複数のパートナーと提携中。最近MoUを結んだ大田市とは5Gインフラを活用した産学協力事業も進める方針。そして、今年3月の株主総会では社の事業目的としてビッグデータ・クラウド基盤のバイオ情報事業推進に向けた「医療機器の製作及び販売業」を追加しており、この分野への意気込みを見せる。

LG U+は今春、バイオ専門企業テラゲンバイオと組んで、遺伝子検査、腸内微生物検査等を活用するデジタルヘルスケア事業発掘での協力を発表している。