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2021.06

  • インドネシア
  • モバイル
5G移動体通信サービスの商用提供が次々開始
2021年6月1日、最大の移動体通信事業者Telkomsel(テルコムセル)がジャカルタと近郊のタンゲランで、22日にはIndosat Ooredoo(インドサット)がジャカルタ、スラバヤ、スラカルタ等5都市で、5G移動体通信の商用提供を開始したことを発表した。

6月7日には、テルコムセルは、メダンやスラバヤ、デンパサール、マカッサルといった都市にジャカルタを含め9都市でホットスポット的に接続可能な場所が整備されていることも発表している。同社は、高速データ受送信需要の可能性の高い地域を勘案したうえで、ジャカルタと近郊での面的な本格展開を開始したとしている。

テルコムセルは、事業用の利用に加えて、動画、高品質の音楽、クラウド・ゲーム、AR、VRが消費者の利用可能性の高い高速データサービスだと考えていて、住宅地域に展開することで、その経験を蓄積することを考えている。インドサットは、B2Bの利用を促すために地元企業を包摂するローカル5Gインフラの構築を模索し、消費者の利用にも拡大していく。

今後の高速データ使用量の伸びについては料金も大きく影響するため、商用利用の開始によって料金がいったん設定されたが、5Gの成長をもたらすようなインドネシアにとって適切な料金についても模索が進められる。