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2021.04

  • アメリカ
  • 次世代ICT
USPS、ブロックチェーン技術を活用したNFT切手を導入
USPSはブロックチェーン技術を活用した非代替性トークン(Non-Fungible Token:NFT)切手の販売を開始することを明らかにした。NFTとは、ブロックチェーン上のデジタル資産のことで、実物資産と紐付けることで権利の所在を明確化させることが可能になる。

今回、USPSはCaaS(コミュニケーション・アズ・ア・サービス)事業を手がけるケースメール社のNFT技術を承認。このトークンは「ePostageラベル」として、実際の郵便物にデジタルで押印される。これにより発送された郵便物と配達プロセスの履歴に関する全てのデータがブロックチェーンに記録され、デジタル資産、物理的資産の両方が検証可能となる。

サービスはまず法律専門家、政府機関に限定して提供開始され、2021年第2四半期から主に消費者及び法人向けサービス事業者との提携を通じたサービス展開を予定している。ケースメールのトークン購入には通常の米国通貨が利用でき、暗号通貨は不要。