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2021.03

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5G基地局で世界シェア拡大を目指すサムスン電子、NTTドコモの供給ベンダーに初選定
サムスン電子が日本でKDDIに引き続き、NTTドコモとも5G基地局供給契約を3月後半に結んだことが明らかになった。ドコモへの基地局供給は今回が初めてとなることから韓国の各メディアで大きく報じられている。サムスン電子が5G基地局供給契約を結んだ主な国別通信キャリアは次のとおり。
 
  • 米国:ベライゾンと7兆9,000億ウォン規模の契約。AT&T、スプリント、USセルラー
  • 日本: NTTドコモ、KDDI
  • 韓国:SKテレコム、KT、LG U+
  • カナダ:ビデオトロン、TELUS、サスクテル
  • ニュージーランド:スパーク
米国主導の対中制裁で中国ベンダーの世界的締め出しが続く中、サムスン電子にとっては大きな追い風。政府も韓国ベンダーの世界ネットワーク機器市場でのシェア拡大を目指しており、昨年8月に発表した6G R&D戦略を通じ、世界ネットワーク機器市場で第二位の目標達成を掲げている。