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2021.03

  • 中国
  • 次世代ICT
百度、自動運転レベル4技術を搭載した「Apollo Robotaxi」及び「Robobus」の試乗者数が2020年末までに延べ21万人に
2月18日に発表された百度(Baidu)の2020年の業績によれば、年間売上高は1,070億7,400万元で、純利益(非米国会計基準ベース)は220億2,000万元に達し、年間の研究開発費は売上高の21.4%に達した。

2020年は百度のAI技術に取組んでから10年目となる。過去10年間の同社によるディープラーニング、対話型AIシステム、自動運転、AIチップなどを含む先端分野の研究開発への投資総額は1,000億元を超えている。スマートクラウド、自動運転及びその他AI関連の新事業が企業の成長を牽引する新たなエンジンとなりつつあり、同社は、巨大なネットユーザ基盤を持つAI企業に成長してきたとも言える。

同社の開発したAI機能の種類は270を超え、1日当たりの利用回数は1兆回を突破しているとされる。開発プラットフォームにかかわる開発者数は265万人以上で、約10万社の企業にサービスを提供している。自動運転レベル4技術を搭載した「Apollo Robotaxi」及び「Robobus」の試乗者数が2020年末までに延べ21万人に達した。

AIを中心としたイノベーションをさらに強化する目的で、3月23日に百度(Baidu)は、銘柄コード「9888」で香港取引所に上場し、約236億HKDの調達に成功した。

なお、2020年12月時点での百度アプリの月間アクティブユーザ数は5億4,400万に達し、ブログ・コンテンツ「百家号」のコンテンツ制作者数は前年比で48%増の380万、スマートミニプログラムのアクティブユーザ数は同比124%増の4億1,400万、動画サービス子会社である愛奇芸の会員数は1億170万となった。