[HTML]
H1

詳細ページ

お知らせ表示

2021.01

  • マレーシア
  • ソーシャル・サービス
UOB銀行調査:コロナ禍によるマレーシアでの非接触型決済利用増
UOB銀行が、2020年12月30日に発表したASEAN消費者感情調査の結果によると、マレーシアでは、新型コロナウイルスの感染拡大により、国民の69%が、さまざまな形の非接触型決済を利用するようになった。

非接触型決済の方式では、モバイルバンキングが最も人気があり、回答者の69%が利用したと述べ、その他ではQRコード決済が65%、インターネットバンキングが65%、モバイルウォレットやデビットカードまたはクレジットカードの利用が60%だった。

世代別に見るとY世代(24〜39歳)の75%は主にモバイルバンキング、X世代(40〜55歳)の64%はQRコード、ベビーブーマー世代(56歳以上)の76%はインターネットバンキングを利用していた。

なお、回答者の3分の2は、少なくとも週に1回は現金を使用していたが、キャッシュレス支払い方法のオプションが増えたり、セキュリティの向上、使いやすさといった点が更に改善されれば、消費者の10人中9人が、完全なキャッシュレスを望むという。

この調査は、2020年7月にUOB銀行がインドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナムの五つのASEAN市場で18歳から65歳までの3,500人以上を対象に実施したもの。国別の非接触型決済利用度では、マレーシアはシンガポール(70%)に続いた。以下、ベトナム(64%)、インドネシア(63%)、タイ(51%)の順となった。