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2020.12

  • アメリカ
  • セキュリティ、プライバシー
トランプ大統領、連邦政府のAI利用指針を定める大統領令に署名
トランプ大統領は12月3日、連邦省庁によるAI利用指針を制定する「連邦政府における信頼できるAIの利用促進に関する大統領令」に署名した。大統領令を受け、連邦省庁はそれぞれのAIユースケースをまとめ、ホワイトハウスは行政府によるAI利用指針のロードマップを策定する。

AI利用指針は、国民の信頼を醸成し、プライバシーや市民の権利を守ることを目的としたもので、連邦政府によるAIの設計・開発・調達・利用について以下の九つの原則を掲げる。

1) 合法であること
2) 目的が明確で結果が重視されること
3) 正確・確実・効果的であること
4) 安全で強靭性があること
5) 理解がしやすいこと
6) 合理的で追跡可能であること
7) 定期的に監視されること
8) 透明性があること
9) 責任を問うことができること

スタンフォード大学とニューヨーク大学が実施した2020年2月の調査によると、64の連邦機関で157のAI使用例が確認されている。