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2020.12

  • イギリス
  • 次世代ICT
ロイヤルメール、コンソーシアムと連携し、英国で最初のドローンを使った小包配達業者へ
ロイヤルメールは、12月16日、小包配達にドローンを使う英国で最初の小包配達業者となるべく、コンソーシアムと提携したことを発表した。

コンソーシアムを形成するのは、ドローンの飛行に関わる許可といった様々なツールを提示するDronePrep社、実際のドローン運用を提供するSkyports社、世界を3メートルの正方形に分割し、各正方形に3つの単語のユニークな組み合わせを与えて表示するアドレスを開発したwhat3words社。

今回、初の小包配達は、同コンソーシアムの協力を得て、Mull島にある灯台宛てに行われた。来年には、Mull島の遠隔地のコミュニティへの小包配達にドローンを利用することについて、島民と協議を行う予定。

Mull島では、すでにSkyports社が、コロナウイルス感染症に対応するNHS(国民保健サービス)のため、ドローンを運用している。

今回のコンソーシアムとの提携で、英国内の遠隔地の郵便配達員へのサポートをどうすべきか知見が得られるだろう。

まず、通常のロイヤルメールの郵便番号を利用して、小包が発送される。その後、地元の郵便配達員が、ドローンを利用して、地域の遠隔地へ素早く配達する。ドローン配達については、協議に関わるMull島の住民が、DronePrep社のプラットフォームを使用して、彼らの土地がドローンの配達に向いているかどうかの評価や、what3wordsを使用して所有地の適切な着陸場所を特定するよう依頼される。

この実験を行えるようにするため、ロイヤルメールは、同社の配達車からドローンによって小包を配達できるように、正確な着陸地点に対応する3メートル四方のwhat3wordsアドレスを提供するよう受取人に求めている。