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2020.11

  • アメリカ
  • 電波関連
Cバンドオークションの参加者が決まる
インテルサットとSESが保有し、固定衛星通信(Fixed Sattelte System:FSS)の下りに用いられてきたCバンド(3.7GHz〜4.2GHz)の一部が、5G等に共用(フレキシブルユース)されることが2019年11月に決定されていたが、FCCは2020年11月12日、Cバンドオークション(オークション107)に、57者の入札参加者を認定した。申請者のうち、17者は参加が認められなかった1

今回はCバンドのうち、300MHz(うち、20MHzは緩衝帯)が開放され、オークションにかけられる。

AT&T、セルコ・パートナーシップ(ベライゾン)、T-モバイル、USセルラー、コックス等の全国事業者に加えて、22者はルーラル地域でのネットワーク構築の枠、18者が小規模事業者の枠で入札に参加することとなる。米国では、我が国やドイツのようなローカル5G免許制度はないが、以前から、周波数オークション時に地域や小規模事業者等への補助制度がある。

1https://www.fcc.gov/document/auction-107-37-ghz-service-qualified-bidders