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2020.10

  • アメリカ
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USPSのデジタル郵便「Informed Delivery」に広告サービス機能を追加
米国郵便庁(USPS)は、デジタル郵便サービス「Informed Delivery」に新機能を追加するテストを実施している。USPSを使って商品を発送する企業は、受取人側が「Informed Delivery」に登録している場合、荷物に関連するデジタル情報を提供することが可能となる。

受取人が、「Informed Delivery」で毎日発信されるその日に配達される郵便物の電子メールや同サービスのダッシュボードを開くと、荷物の追跡番号だけでなく、その表画像も表示され、さらにリンクをクリックすると企業のブランドサイトや荷物の中身に関連する情報にアクセスできるようになる。

企業は、このテストを通じて、発送した荷物を中心に据えたイノベーティブなマーケティング・キャンペーンを実施することが可能になる。新機能は手紙、小包のいずれを発送する場合でも利用できる。USPSは、テストの結果が良ければ、この新機能を全国に拡大し、全ての荷送人に提供するとしている。

USPSは、2017年からInformed Deliveryを全国展開しており、2020年9月には、その登録ユーザーが3,000万に達した。