[HTML]
H1

詳細ページ

お知らせ表示

2020.07

  • アメリカ
  • 次世代ICT
USPS、郵便処理施設に無人搬送車を導入
USPSは、郵便処理施設、郵便収集センターで自動化・無人化を進めている。

「無人搬送車(Automated Guided Vehicle:AGV)」と呼ばれる自律走行できる搬送ロボットを、ドック(出荷・入荷場所)と郵便仕分け機の間での郵袋の搬送といった繰り返しの多い単純作業に使用している。単純な作業はAGVが担当し、複雑な操作を必要とする作業に従業員を手配することで、業務効率化を目指す。

AGVはカメラ、レーザーを使うナビゲーション・システムを搭載し、周囲の状況を感知して障害物を避けて事故を防止しながら構内を走行することが可能。また、充電ステーションで自ら充電することができる。

USPSでは既に多くのロボティック・システムが使われており、1日当たり31万4,000個超の郵便トレイの搬送を可能にしている。現在、カリフォルニア州サンタクララ、バージニア州ダレスなど米国内13か所の郵便処理施設、郵便収集センターでAGVは運用されている。

USPSは、ホリデーシーズンに向け忙しくなってくる10月までに300台以上のAGVの運用を開始する計画だ。