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2020.06

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米国FirstNet理事会が2億1,800米ドルの5G投資を承認

FirstNet(First Responder Network Authority)理事会は2020年6月17日、全国公共安全ブロードバンドネットワーク(NPSBN)である現行の公共安全LTEネットワークを強化するため、2億1,800万米ドルの5G投資を承認した(注1)。投資額のほとんどはFirstNet専用ネットワークコアへ投じられる見通しで、将来的に公共安全ブロードバンドシステムが5Gサービスをサポートできるようにする。

FirstNet専用ネットワークコアは物理的に分離された専用インフラストラクチャ上に構築され、ネットワークの神経系として機能するもので、設計上、全ての公共安全トラフィックを非公共安全ユーザトラフィックから分離し、公共安全ユーザに対して品質保証、優先接続、帯域確保といった差別化されたサービスの提供を可能とする。将来、5Gによって、公共安全ユーザが使用するデバイス(車両、無人航空機、センサーなど)の数や種類は大幅に増加すると予想されている。

(注1)
https://firstnet.gov/newsroom/press-releases/firstnet-authority-board-approves-network-investments-5g-demand-coverage