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2020.06

  • 中国
  • クラウド、ビッグデータ、コネクティッド
アリババクラウド、大規模な投資で企業のデジタル化に対応
アリババ子会社のアリババクラウド(阿里雲)は2020年6月、2021年3月までに、ネットワーク、データベース、サーバー、チップ、人工知能(AI)などの分野の技術者を世界で新たに5,000人規模を採用すると発表した。

アリババクラウド・インテリジェンスのトップである張建鋒氏は、「中国企業のデジタル化はこれまで3年から5年かかると考えられていたが、この1年でさらにその流れが加速すると予測している」と述べ、人材の必要性を強調した。

デジタル化への対応として、アリババクラウドは2020年4月、今後3年間で2,000億元を投資すると発表した。クラウド・オペレーションシステム、サーバー、チップ及びネットワークなどに関連したコア技術の研究開発及びデータセンターの建設に用いられる予定である。また、グローバル顧客向けのクラウドサービス及び各業界のデジタル化への転換の支援も強化する方針である。

アリババクラウドは2009年に設立されて以降、「飛天(Apsara)」クラウド・オペレーションシステムのほか、AIチップ、サーバーアーキテクチャ、高速低遅延ネットワークなどを含む多くの特許技術を開発した。現在は世界第3位、アジア太平洋地域では第1位のIaaS市場シェアを有し、21のリージョンにおいてクラウド・データセンターを運営し、世界数百万を超える顧客にサービスを提供している。