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2020.05

  • オーストラリア
  • ブロードバンド・ICT基盤整備
オーストラリア政府、緊急事態下における通信ネットワークのレジリエンス拡大のために3,710万AUDを支出へ
オーストラリア政府は5月12日、緊急事態下における地域社会の通信維持を目的に、災害多発地域での通信ネットワークのレジリエンス拡大に向けて、3,710万AUDを支出する計画を明らかにした。同支出は、以下の4種の施策を対象とする。

*地方及び遠隔地における移動体基地局のレジリエンス強化へ1,800万AUD(移動体空白地プログラムによる助成金を含む)を支出。2019-2020年の大規模森林火災における基地局停止の主な原因は電源消失であったため、長期間持続可能なバッテリーやディーゼル発電機などのバックアップ電源を確保。

*迅速な通信サービス復旧を実現する、緊急用可搬型通信機器に対して100万AUDを支出。通信事業者に対して競争入札を実施し、同設備を確保。

*緊急事態下において、通信アクセスに関する情報提供改善を目的としたパイロットプログラムに対して210万AUDを支出。

*郊外地域における消防当局及び避難施設の通信基盤拡充に向けて700万AUDを支出。固定回線が遮断された場合の回線冗長化を目的に、全国約2,000の消防当局および避難施設に対してNBN Co衛星サービスを導入。